レッスンの中での、音楽的または脳科学的なねらいを、紹介します。
***********
⚫️Tap,Tickle
・楽しい遊びを通して、家族と積極的に関わりを持つことは、赤ちゃんにとって人とのコミュニケーションや情緒の発達、社会性の芽生えを育てる
⚫️タンバリンにTap
・人前で目立つ事に慣れる
⚫️ドアの向こうに何がいるかな?
・ワーキングメモリー(短期記憶)システムを鍛える
・動物などの名前を覚える
⚫️Clap Shake Wave Hug
・聞き分け
・即時反応を鍛える
・Hugされることにより脳にドーパミンが分泌される
⚫️Hey,Let’s go(さんぽ)
・高い高い、回転や、動きゆらゆら遊びを取り入れることでで平衡感覚を鍛える。平衡感覚とは、三半規管と耳石器という耳の組織が刺激されて、体の姿勢や目の位置が安定しているかを知る働きをいう。
⚫️Open shut them
・Body partsの名称を覚える
・手を上手に動かすことで脳内につくられた神経回路網が、他の運動を学習するときにも働き、学習を助ける。
⚫️Clean up
・お片づけの練習
・スタッフに渡すことで、社会性の発達につながる
⚫️Ghost・Flower
・色彩感覚、大脳の視覚野を鍛える、
・ワーキングメモリー(短期記憶)システムを鍛え、物事を考え処理する
・前頭連合野の働きを高める
・スカーフをつまんで取り出すことにより、脳の司令塔「前頭前野」が、どの指を使ってどのくらいの力をいつ出すか、という指令を出し、それが脳の運動野に伝わり、そこから手や指へ伝達する訓練。集中力が高まる。
⚫️ミッキーマウスマーチ
・即時反応を鍛える
・危険な時にSTOPを使えるための訓練
⚫️ボール
・色彩感覚を鍛える
・自分でボールを取りに行くことで、運動機能&社会性を発達させる。
・ボールが転がる様子を目で追いかけ、どこに向かっているかを予測して、すばやく手を伸ばす、という複雑な遊び。
・カラフルなボールや風船を目で追うことで、脳の神経細胞はより複雑になり、シナプスをつくる働きが盛んになります。その結果、「ものを目で見る」という感覚機能がより高まります。視覚野、登頂連合野、運動前野、運動野などを刺激し、連携して脳を働かせる練習になる。
・運動能力だけでなく、手先のきようさも育む。
⚫️7steps
・距離感によって拍の数の違いを感じる
⚫️Mini concert
・演奏会の雰囲気に慣れる
・手をたたくことはリズム感を養うことにも通じ、言葉の発達にも影響が。ママが最初にお手本を見せるので、ミラーニューロンシステムを鍛えることになる。
・本物を見分ける感性を養う
⚫️工作:手形おばけ
・顔のシール貼り:顔の部分の名称を覚え、知能の形成に役立つ。
・成長の記録
⚫️Pass the Jack-o’- Lantern
・聞き分け
・社会性を養う
⚫️Trick or Treat 写真
・他国の文化に触れる
・成長の記録
⚫️「Good job!!」
・褒めることによってドーパミンシステムをよく働かせる
引用:
『脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生の0〜1才 脳を育むふれあい育児』
『賢い子に育つ!0歳からのらくらく子育てカヨ子ばあちゃん73の言葉』
『すぐれた脳に育てる手と指の実践トレーニング』